京丹後の玄関口、大宮町。2016年に「京丹後大宮IC」が開通して以来、京阪神方面から最初に辿り着く場所としてさらに便利になりました。また大宮バイパス周辺には多数の店舗が立ち並び、生活の上でも便利な町です。
便利な町のイメージが強い大宮ですが、一方で町内のほとんどは山林。特に内山ブナ林は北近畿最大のブナ林として有名です。また町内を流れる竹野川は、水が軟水なことから、古くよりシルク織物「丹後ちりめん」の柔らかい風合いを支えてきました。
大宮町といえば、まずは大宮バイパスのイメージでしょうか。有名チェーン店などもあり便利です。
もちろん地元のお店も多くあり、昔から親しまれています。
大宮町の高台から見渡した景色。向こうには峰山の町並みまで見たわせます。
田んぼと家々が融合されたような町並み。
京阪神に向けての高速道路の入口があるのも大宮町です。青い看板より向こう側が高速、手前は一般道です。高速は現在も延長の工事が進んでいます。
年々便利になる大宮町、新築の家も増えています。歩いていると、今日も建築中の家を見かけます。
新しい家が多い地域でも、すぐ近くには田んぼの風景が。家ばかり建っているということはありません。
大宮町の山側の地区、五十河(いかが)に来ました。なんとなく嬉しくなる、まっすぐな道。
反対側から見るとこんな感じ。向こうに大きな山。北近畿最大のブナ林が広がる内山です。
透き通るような、ブナ林の緑。ブナ以外にも、カエデやケヤキなど約300種類の植物が自生する自然の宝庫と言われています。
明田地区の家並み。ここは高速道路の入口が比較的近いところですが、こちらにも広がる田園風景。やはり、のどかです。
今度は大宮の駅のほうに向かっていきましょう。
大宮中学校。今は授業中ですね。
京丹後市役所の大宮庁舎とアグリセンター大宮。大宮中学校と向かい合わせに。
立派な幟です。もうすぐ秋祭りでしょうか。太鼓の音が聞こえてきそう。
口大野の橋。なんともノスタルジー。
散歩のためにあるような、川沿いの道。
大宮駅に続く道。かつてのメインストリート。
歩いていたら水路が見えました。
風情のある細い道。猫が歩いていそう。
口大野神社。さっきの幟はこちらの祭りのものですね。
神社からの眺め、山に囲まれた町並み。
こどもの道っていいな、通学路かな。
ちょうど列車がやって来ました。京都丹後鉄道のかわいい一両列車。この路線には特急列車の「丹後の海」や、レストラン列車「くろまつ」も走っています。
他の列車も来ないかなぁと思いながらも、大宮駅を後にして、周枳(すき)方面へ進みます。
こちらは周枳の大宮売神社(おおみやめじんじゃ)。
大宮売神社といえば、このまっすぐな参道。
参道の両側には石灯籠が立ち並びます。松並木と相まって、とても美しい参道です。
土壁の立派な建物が見えてきました。こちらは日本酒の酒蔵さん。いいお水が出るようです。
酒蔵方面からの帰り道。右に大宮売神社がある通り。
便利さ、歴史文化、田園風景、大自然。いくつもの要素が隣接する大宮町です。