谷間に広がる平野が心を穏やかにしてくれる、弥栄町。米や野菜、フルーツなどの農業を中心に、シルク織物の工場も点在します。明智光秀の娘・細川ガラシャが隠棲したと言われている味土野や、古代米の復活栽培に成功し、全国に普及するきっかけとなったのもこの町。弥栄とは「万歳」に近い意味だそうで、おめでたい言葉でもあります。
弥栄の平野に抜ける坂道。
一面の稲田をみると気持ちがゆっくりしますね。
鷺さんもひとやすみ。
まっすぐの農道。
きれいに実った稲。まもなく新米の季節です。
少し移動してみましょう。町を流れる竹野川。大宮町からずっと続いています。
水は山から川へ、ゆっくりと海へ。やがて雲になってまた山へ。
弥栄はのどかな風景が広がる町ですが、生活の利便性も年々高まっています。総合病院、弥栄病院も新しくなりました。
弥栄病院の近くに流れる川。
こちらは地域公民館と図書館の建物。
この付近にスーパーやドラッグストア、郵便局、銀行、役場庁舎などがあります。
田んぼのすぐ隣りにあるコンビニ。連日たくさん人が訪れます。
少し山のほうに向かいます。
鷺さんが登場しました。
おじさんとこんにちは。トラクターが近づいても逃げない。
おじさんが作業をしていても、、、逃げない。信頼関係ができあがっているのでしょうか。
山間部に広がる畑。
農家さんが営むレストランも。地元野菜がふんだんに使われます。
町の中をぐるぐるまわっていたら、絵葉書のような風景に出会いました。
かわいらしいヒマワリたち。
こちらは地元の方も、観光の方も訪れる、あしぎぬ温泉。あの塔の中はエレベーターで、2階に上がってから温泉へ。
露天風呂はこんな雰囲気。解放的でありながらも、落ち着いています。
こちらは大型道の駅であり、テーマパークでもある「丹後王国 食のみやこ」中には子どもたちが遊べる施設や、レストラン、地ビール工房など。
丹後王国内の芝生公園では、たまねぎに入ってひと休みできます。
子連れの方には、芝すべりをどうぞ。
弥栄の中心地から少し離れ、原風景が静かに残る野間地区へ。
橋の上で魚が泳いでいました。
釣り禁止の立て看板かと思ったら・・・えっ?「釣り専用区」? アユ釣りのスポットでしょうか。
今も昔も変わらない暮らしの営みを感じます。
コウノトリも飛来する、弥栄町。
1つの大きな部屋みたいに、山に囲まれた弥栄町。なんだか山々に守られているかのようです。